管理とコントロールの重要性

フリーランスという仕事のスタイルのメリットは定年がない点が挙げられます。
高齢になっても長く働きたいと考えるなら、独立してフリーの立場になることを視野に入れると良いでしょう。
しかし、フリーになれば定年する年齢になっても働ける期間が長いからといって、油断していると無駄に時間は過ぎているものです。

そこでフリーランスが現役でいる間に、できるだけ濃い仕事の時間を過ごす心掛けが欠かせません。
もし空き時間があれば積極的に仕事を増やして、濃密な仕事の時間が過ごせます。
フリーの立場なら複数の仕事を掛け持ちしても特に問題なく、時間管理が許す限り多くの仕事を引き受けるのは本人の自由です。

しかし一方で、年齢が高くなると共に肉体的に無理はできません。
自身の限界を知るのもフリーで働く者にとって必要な素質であり、時間管理だけでなく自らの体力の限界の理解が必要です。
その上で許容範囲の仕事を引き受ける意識が大事です。
定年も近くなれば、本人はたとえ自覚していなくともかなり体力は衰えています。
若い頃には大丈夫だったはずの掛け持ちの仕事の量も、加齢による体力低下と共に問題が生じます。
そこで年齢による体の衰えは出来るだけ自覚するように意識し、加齢と共に体調を管理しながら仕事量をコントロールする心掛けが欠かせません。
高齢になるほど時間管理に加え体調管理の重要性が大きくなり、無理さえしなければフリーランスはかなり高齢になっても仕事は続けられます。